〜閉山式〜
村山古道登山口の山じまい・・・
先日たづね歩いた富士山登山口村山古道の閉山式が行われました。

神事が行われる場所は地元の氏子さんが作ってくれます。

法螺貝の音が響き山伏姿の行列。


般若心経を唱えながら次々と儀式が進む。

お焚き上げが始まる。

「長生きはしたくはないが、ボケたくないからなー」と口々に言いながら人々が煙の中へ進みます。

山の神様が煙になってお山に帰っていくような幻想的な時間です。

無事閉山式が終わり行者さんは法螺貝の音と共に去って行きました。
古式ゆかしき祭事の中で神を見送ることができて感謝でした。
「来年の山開きにはぜひおいでくださいとても賑やかですよ」そんな言葉に送られて村山神社を後にしました。
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コメント
閉山式ですか。煙と一緒に神様も帰りましたね~
。
。
山伏さんの後にあるのは、前掛けではありません。確か、尻皮ってやつで、昔山歩きする人はけっこう付けたりしてましたよ。どこでも座れて冷たくも無いから良いらしい
投稿: 山の風 | 2016年9月 4日 (日) 22時10分
閉山祭ですか 良いもの見学しましたね でも妙な感じじゃなかったのかな お宮で般若心経とは。最もそういうものを感じさせない何かがあったと思いますが。
投稿: ハッピーのパパ | 2016年9月 5日 (月) 08時37分
タイムスリップしたみたいですね~。
お焚き上げの煙、真っ白ですごいですね。
とてもご利益がありそうです
閉山式と言うと寂しい響きですが、山開きは楽しそうですね。
投稿: イルカねこ | 2016年9月 5日 (月) 14時58分
山の風さん
あのモクモクの煙が裏山をもぼるように流れる様は本当に神様が帰っていくようでした。
あははは〜前掛けではないとは思っていましたが、尻皮なんですね、覚えました。
投稿: せせらぎ | 2016年9月 5日 (月) 21時41分
ハッピーのパパさん
あのね、富士山興法寺というお寺が明治時代に「神仏分離令」で村山浅間神社が切り離されたんだって。
お寺と神社が並んである。
その辺のわけはもらった資料をよく読まないと理解できない。富士山の神様は今は木花咲耶姫ですが元は大日如来だったんだって!
信仰の山にはいろいろあって「富士山検定2級」の私はさらに勉強の価値ありです。
投稿: せせらぎ | 2016年9月 5日 (月) 21時57分
イルカねこさん
富士山信仰が江戸時代は盛んだったようです。
お山へは修行のために登った。
お焚き上げの煙には感激でしたよ。
厳かな閉山式に加わることができてよかった。
投稿: せせらぎ | 2016年9月 5日 (月) 22時01分