〜歴史が消えていく〜
町内の大木が・・・
選挙の投票に行ったとき「富士宮市指定の木」を見ていたとき「あの木を切る」と大きなケヤキを指差した。
そのお家は以前は大きな木が屋敷に何本も植えてあった。
気がつかないうち指差された木1本に減っていた、他は切られた!
その頃老木が倒れた事故が続いた。
ご主人は心配で眠れないという。そう事情なのか!
物好き?な夫婦の私達是非立ち会いたいと思う。
その日が昨日今日でした。
切り倒される前です。
昨日は大きな枝を落とすことから始まった。
長いクレーンが動いていた。
今日はもう枝が二つしか残っていない。
そして太い幹がユギユギと切られて釣り上げられて片付いていく。
根元近くにチエンソーが唸りをあげて食い込んでいく。
楔が打ち込まれてついに切り離された。
お家の方は木の前で記念写真を!
大きなトラックがやってきて大きな幹は運ばれていった。
大きなテーブルのように残された切り株。
このケヤキ!もし家具に変身するとしても乾燥させるのに5年はかかるそうです。
従姉妹に最初からラインを送っていた。
用事で通ったとき見上げてきたと返信が来た。
最後まで見守ってきた私は胸が切なかった。
いつ誰が苗木を植えたのか?年輪を数えなければ樹齢はわからないそうです。
まだ老木にはなっていないのに元気に生きていたのに・・・
ずっと世の中を見ていたんだよね。
山奥でひっそり立っていたなら切られずにすんだよね。
「終わったよ!」と従姉妹にラインをしたら
「大丈夫幹が元気に残っているからきっと新芽がでるよ」と!
そうだよねまた何百年と樹齢を伸ばしておくれ・・・
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